石原ホームコンポーネント

2×4について

ここでは、2×4工法の優れた5つの特性についてご紹介します。


1.耐震性

ツーバイフォー工法は床、壁、天井の6面が一体となった構造。
各面は、枠組材と構造用合板等を一体化させた「ダイヤフラム」と呼ばれるパネルになっています。
この構造が、ツーバイフォー工法のきわめて優れた耐震性の源になっているのです。
「面」で構成されるツーバイフォー工法は、外力を6つの面で効率よく吸収し、負荷を分散させます。
地震の際には、揺れを面全体で受け止め、変形に耐える優れた機能を発揮するのです。

「面」で構成されるツーバイフォー住宅
耐震性
出典: 一般社団法人日本ツーバイフォー建築協会

2.耐火性

木は燃えやすいというイメージがありますが、厚みのある木材は、火がついても中心まで一気に燃え上がることはありません。
木の表面が炭化することによって火の進行が押さえられ、強度の低下をくいとめるのです。
また、一般の住宅火災では、空気の通り道となっている壁内部や天井裏から火が伝わり、建物全体に燃え広がるケースが多いと言われますが、ツーバイフォー工法では、構造材が空気の流れを遮断するため、火の進行が遅くなります。
この「ファイヤーストップ構造」により、より優れた防火性が保たれるのです。
さらに、ツーバイフォー工法では、天井や壁の内側に優れた防火性を持つ石こうボードが貼られます。この点も耐火性をアップさせるポイントです。

ファイヤーストップ構造
耐火性
出典: 一般社団法人日本ツーバイフォー建築協会

3.耐久性

室内外の急激な温度変化により生じる結露は、木材の腐朽やカビの繁殖といった様々な悪影響を及ぼします。
ツーバイフォー住宅は、パネル壁内に充填された断熱材により、内外の温度差を緩和するほか、有効な換気方式を採用して結露を起こりにくくしています。
また、使用されるほとんどの構造用製材には含水率19%以下の乾燥材を使用しています。
木造住宅に大敵の湿気についてもさまざまな対策が考えられており、高い耐久性を実現しています。

耐久性イメージイラスト
耐久性
出典: 一般社団法人日本ツーバイフォー建築協会

4.遮音性

高い機密性を誇るツーバイフォー住宅は、同時に遮音性にも優れています。
壁に使用されている石膏ボードは、高い防音効果で音の透過を防止。 壁内部の断熱材は、吸音材としても機能するため音を効果的に吸収します。
ツーバイフォー住宅は、外部の騒音を防ぎ、内部の音を外に漏れにくくする構造になっているのです。

遮音性イメージイラスト
遮音性
出典: 一般社団法人日本ツーバイフォー建築協会

5.省エネルギー性

面構造かつ壁内に断熱材を充填するツーバイフォー工法は、断熱性・気密性に優れています。
外気温の影響を受けにく、室内の空気は外に逃がさないため、冷暖房や光熱費の面で高い省エネルギー性を発揮します。
CO2削減が最大の環境課題となっているいま、高気密・高断熱のツーバイフォー工法は住宅の省エネルギー化の点でも優れた特性があります。

断熱材設置位置図
省エネ
出典: 一般社団法人日本ツーバイフォー建築協会

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